新病院概要
新法人のもとで、奈良県総合医療センターが生まれ変わり、平成29年度中に新病院が完成します。
新病院では、「救命救急」「がん医療」「周産期医療」「小児医療」「精神医療」「糖尿病治療」「災害医療」の7つの医療機能を柱として、奈良県全域の医療を支えていきます。
新奈良県総合医療センターの医療機能
~地域医療を支える7つの柱~
救命救急
救急搬送ルールに則った救急患者を断らない救命救急医療を実践します。
がん
三大治療(手術療法・放射線療法・化学療法)の充実を図るとともに、県内の医療機関と連携して県内でがん治療を希望する県民を100%受け入れるために主体的な役割を果たします。
周産期
リスクの高い妊婦の方も安心してお産ができる環境を整備します。
小児
急性期を中心とした小児医療の拠点として、重症の小児患者を確実に受け入れます。
精神
新たに精神病床を整備し、身体疾患を合併する精神疾患患者の受け入れを行います。
糖尿病
地域の糖尿病治療の拠点病院として安心で良質な糖尿病の専門治療を提供します。
災害
災害時を想定した建物構造、専門性の高いスタッフの配置など、災害に強い病院として整備するとともに、災害派遣医療チームの育成などにより、近隣の災害時にも速やかに支援できる体制を充実させます。
最新の医療設備・システムの導入
教育研修とワークライフバランスも充実
最高レベルの医の心と技を持った人材を確保、育成するために、新病院には教育研修棟が整備され、職員はもちろん、地域の医療従事者のキャリアアップ、スキルアップを目指します。あわせて院内保育体制の充実や多様な勤務形態の導入、医療スタッフの積極的な復職支援など、ワークライフバランスの充実も図ります。
全室南向きの病室、光と眺望が心地よい空間
六条山の緑に包まれた建物は、病室を全室南向きに配置するなど、あふれる自然光と美しい眺望を重視して設計され、患者さんの治療意欲と職員の働きがいを高めます。また、眺めの良いレストランやゆったりとしたカフェなど、心地よく過ごせる空間も提供します。
新病院の立地
経緯、建物概要
経緯
平成23年5月 | 「新県立奈良病院 基本構想・基本計画」策定 |
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平成23年10月 | 建築・造成工事基本設計 着手 |
平成26年秋頃 | 建築工事着手予定 |
平成29年度中 | 施設完成予定 |
建物概要
構造 | 鉄骨造及び鉄筋鉄骨コンクリート造(免震構造) |
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階数 | 地下1階、地上7階 |
高さ | 24.9m |
建築面積 | 約14,000m2 |
延床面積 | 約64,000m2 |
病床数 | 540床程度 |